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転職先を選ぶときに「給料」しか見ていないエンジニアへの警告

転職先を選ぶときに「給料」しか見ていないエンジニアへの警告

| 著者: コードッグ
#転職 #退職 #キャリア #エンジニア

給料が高い企業に転職した人の3割は、1年以内に辞める理由

転職面接では「給料はいくらですか?」と聞かれます。前職との比較で少なくとも20%は上げたい。そういう思考になるのは自然です。

でも、現実を言うと、給料だけで転職先を選んだエンジニアの中で、3年以上続いている人は少ないです。

なぜか。その理由を、転職活動を何度も経験した立場から書きます。

なぜ、給料だけで判断してはいけないのか

給料が高い=ストレスが少ない、ではない

給料が高いということは、その企業が「それだけの対価を払う理由がある」ということです。

つまり、仕事の負荷が高かったり、責任が大きかったり、スキルを要求されたりするわけです。

前職で「給料が低い、でも楽」という環境からいきなり「給料が高い、でも激務」という環境に移ると、最初の3ヶ月は新鮮ですが、その後は消耗戦になります。

給料が上がった喜びよりも、ストレスが上回ってしまう。それが、1年以内の離職につながります。

自分の過去

実は給料が100万円上がる転職をしたことがあります。 前職ではPHPのプログラマーとしてやっていましたが、そのあとは触ったことがない言語であるTypeScriptを扱うことになりました。 面接時に私は半分噓をつき開発経験があることをいいました。その面接は通過しました。 (半分は嘘ではなく趣味で少しだけ触ったことがありますが、チュートリアルをこなすレベルです)

しかし、そのあと地獄を見ました。

給料があがる見返りに会社側としては、現場指揮を担当するチームリーダーを求めていました。 私は言語経験もすくなく、またリーダーもやったことがなかったので、右往左往しながら次第にメンタルが削られていきました。

結局、1年半で退職することになりました。

給料が高い理由を調べないまま転職する危険性

転職面接で「給料が高い理由は何ですか?」と聞く人は少ないです。

でも、それを聞くことは重要です。

  • 業界全体が好況なのか
  • この企業が特に儲かっているのか
  • 人手不足で、適当に給料を釣り上げているのか

その背景によって、あなたの仕事内容は大きく変わります。

人手不足で給料を上げているだけなら、入社後に「期待していた業務内容ではなかった」ということになりかねません。

給料以外に見るべき3つの軸

軸1:企業の成長性

給料は「現在値」です。でも、その給料が3年後も同じとは限りません。

むしろ、業績が悪くなれば下がることもあります。

企業の成長トレンド、新しい事業への投資、市場での立場。こういったものを研究することで、3年後の給料が上がるのか下がるのか、ある程度は予測できます。

給料が今50万円でも、成長性がない企業なら、3年後も50万円です。

給料が今45万円でも、急成長中の企業なら、3年後は60万円になっているかもしれません。

軸2:自分のスキルが本当に活かせるのか

給料が高い企業の中には、「即戦力」を求めている企業があります。

それは素晴らしいように聞こえますが、実は危険な側面があります。

なぜなら、即戦力として入社すると「新しいスキルを学ぶ時間」がなくなるからです。

5年同じスキルを使い続けるのと、毎年新しいスキルを学びながら仕事をするのでは、市場価値の成長が全く違います。

給料だけで選ぶと、「年収は上がったけど、スキルは成長しない」という悪循環に陥ります。

軸3:一緒に働く人間関係

実は、これが最も重要です。

給料がどれだけ高くても、毎日一緒に働く人が合わなければ、それはストレスになります。

転職面接では、面接官をよく観察してください。

  • 質問に真摯に答えてくれるか
  • あなたの考えを尊重してくれるか
  • 「この人たちと一緒に働きたい」と思えるか

これらは、給料よりも重要です。

実際に、僕が転職で失敗したときは、給料は50万円から58万円に上がったのですが、上司と合わず、1年半で転職しました。

その経験から学んだのは、「給料なんて、人間関係の前では些細なものだ」ということです。

現在の給料が「低すぎる」場合は?

「でも、今の給料は本当に低い。生活が厳しい」と感じる人もいるでしょう。

その場合は、給料を理由に転職することは正当です。

ただし、その時でも、給料「だけ」で選ばないでください。

給料を上げることと、他の軸(成長性、人間関係、やりがい)のバランスを取ることが重要です。

「給料を10万円上げる」ことと「毎日つらい環境に行く」のは、トレードオフではないはずです。

両立させる企業を探すこと。それが、転職活動の目的です。

最後に:給料は結果であって、目的ではない

給料が上がるのは、いい結果です。

でも、その給料を手に入れるために何を失うのか。その天秤を、転職活動の中で常に意識してください。

3年後、「あの企業に行けばよかった」と後悔するのか。 それとも「この転職で本当に良かった」と思えるのか。

その違いは、給料ではなく、その先にある「自分の成長」と「生活の充実」を見据えているかどうかで決まります。

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